失業保険

インターネット応募は求職活動実績の対象になる!応募辞退も可!

失業保険の受給中は、毎月のように求職活動実績を得なければなりません。一方活動実績を得る方法は様々で、負担を掛けずに得られる方法もあります。

インターネット応募も軽い負担で実績を得る方法です。パソコンがあれば家などでも実績作りができます。今回はインターネット応募での求職活動実績作りを見ていきましょう。

なお今回の記事は以下のような人におすすめです。

  • なるべく負担や時間を掛けずに求職活動実績を作りたい人
  • 求職活動実績を作る方法を知りたい人
  • 転職サイトや転職エージェントで再就職を目指したい人

求職活動実績とは

求職活動実績とは

退職後に失業保険を受給する際に欠かせない存在が求職活動実績です。スムーズに保険金を受給できるように、まずは求職活動実績について理解すると良いでしょう。

失業保険を受給する際に必要

求職活動実績は失業保険を受給する際に必要な証明です。受給の条件がいくつかあり、中でも「受給者に就業の意思があること」は最も重要と言えます。

言い換えれば、受給期間中は一定の就職活動に取り組むことが大切です。そして毎月のようにハローワークの失業保険担当者に実績を示します。

なお対象の活動は応募以外にも、職業相談やセミナーへの参加、資格試験の受験など様々です。

次回認定日までに2回分の実績が必要

保険の受給に実績が必要なのは理解しても、具体的にいくつ示せば良いのか気になる人もいますよね。一般的には次回認定日で2回分の実績が必要です。

期間は約4週間、つまり約1ヶ月とされています。言い換えれば大体毎月のように職探しなどで2回分の実績を積み、専用の窓口に届け出る仕組みです。

給付制限期間の場合は約2ヶ月で3回の実績

職場を自己都合で辞めた場合、給付制限期間が設けられています。そして給付制限期間が終了するまでの約2ヶ月は、合計3回の実績が必要です。

ただしうち1回は、初回の受給説明会で得られます。つまり残りの分は実際の活動で得る仕組みです。

なお会社側の都合で退職した人は、説明会に出るだけで初回認定を受けられます。自己都合退職の方がほんの少しだけ必要な回数が多いと言えるでしょう。

ふりではなく真面目に求職活動することが重要

求職活動は真面目に取り組むことが重要です。保険の給付条件が「就職する意思があること」となっている以上、結果的に前進がない活動では受給できなくなります。

例えばセミナーの受講を繰り返すだけでは、「本当に就職する気があるのか」と思われる可能性があるでしょう。

怪しまれずに受給するには、ふりではなく真面目な活動が欠かせません。

インターネット応募による求職活動実績の作り方4ステップ

インターネット応募による求職活動実績の作り方4ステップ

求職活動実績の作り方は色々です。中にはあまり動かずに実績を得る方法もあります。簡単にできる方法の1つがインターネット応募です。

ネットで応募する場合、以下のステップを踏んでいきます。しかし所要時間は長くても1時間程度です。

ステップ1:転職サイト・転職エージェントに登録

ネット応募の場合、まずは転職サイトや転職エージェントに会員登録します。登録フォームで個人情報を入力すれば完了です。

転職サイトなどを選ぶ際は、なるべく大手で求人数が多いところを選ぶと良いでしょう。特にリクルートエージェントは求人数の多さやサポートの厚さで定評があります。

ステップ2:希望条件や企業名などで求人を検索

登録が完了したら、次は希望条件や企業名などでの検索です。検索用のページに希望の条件などを入力し、出てきた求人を1件ずつ検討します。

あまり特定の企業にこだわりがなければ、希望条件で自分が望む勤務条件の求人を検索すると良いでしょう。なお求人は最低2件は決めておくべきです。

ちなみに転職エージェントでは、基本的にアドバイザーが非公開案件も含め紹介してくれます。

ステップ3:2件の求人に応募

求人が2件決まったら、履歴書データなどを作成して応募です。2件とも応募が完了すれば、今回認定分で必要な実績を得られます。

履歴書データについては、リクナビのように入力した基本情報が自動で反映されるところもあって便利です。なるべく負担を軽くしたい場合に役立てると良いでしょう。

なお派遣会社でのエントリーは1件だけしかできない仕組みです。派遣会社経由で実績を得る場合は最低2社に登録・エントリ-するのがおすすめでしょう。

ステップ4:失業保険申告書に記入

応募が完了した後は、失業保険申告書に応募した旨を記します。応募方法や活動日、応募先などを記すのが基本です。

記入欄には選考状況を書く場所もあるものの、最初の書類選考の最中でも「選考中」と記せば問題ありません。

申告書のより詳しい記入の方法は、次の項目でご紹介します。

インターネット応募後の失業保険申告書の記入方法3ステップ

インターネット応募後の失業保険申告書の記入方法3ステップ

ネット応募の後、極力すぐにでも申告書に記入したい人もいますよね。しかし初めての応募が完了したものの、具体的な記入方法が分からないケースもあるでしょう。

実は応募後に申告書に記入する方法は非常に分かりやすいです。以下の3つのステップで見ていきます。

ステップ1:「求職活動をした」欄・応募企業名などの記入

最初に申告書の最も左側にある「求職活動をした」欄で、「ア」の部分を丸で囲います。そして右下隣りの欄で応募企業名・応募日を記す流れです。

企業名を書く際はビジネスマナーに合わせる以上、正式名称で書くのが無難でしょう。加えて名称の下にある電話番号も記入します。

応募日については、実際に応募した日付を書くだけです。

ステップ2:応募方法・応募のきっかけ欄への記入

応募日まで書いたら、右隣りにある応募方法欄も記します。書き方は「転職サイトから応募」や「派遣会社でエントリー」などの記入例で十分です。

より説得力を持たせたい場合は、利用した転職サイトや派遣会社の名前も記すと良いでしょう。なお右隣の職種も忘れずに書きます。

職種まで記したら、「応募のきっかけ」欄では「(エ)インターネット」の部分に丸を記すだけです。「(エ)」の部分を囲っても問題ありません。

ステップ3:選考状況を記入

最後に一番右側にある「応募の結果」欄に選考状況を記します。すでに選考結果が出た場合は、「○月○日に二次面接」や「不採用」と記すと良いでしょう。

一方応募直後に書く場合は、「選考中」や「書類選考中」などのように記します。はっきりした状況を記すだけで、審査する側にも伝わるでしょう。

応募辞退もOK!インターネット応募で求職活動実績を作るポイント2点

応募辞退もOK!インターネット応募で求職活動実績を作るポイント2点

ネット応募はパソコンやスマホでできるため、家でも簡単に実績を作りやすいです。しかし以下に挙げるポイントを踏まえれば、より便利に利用できるでしょう。

応募後の応募辞退はOK

ネット応募のポイントとして、まず後で応募辞退ができる点も知っておくのがおすすめです。

一度応募してみたものの、やはり条件がしっくりこない場合にキャンセルできます。そして辞退しても実際応募したことに変わりはないため、実績はなくならない仕組みです。

応募後の取り消しができることを意味するため、検討し直したい場合などに役立てられます。なおキャンセルのタイミングは面接の日程が決まる前が良いでしょう。

手間を掛けたくないのであれば転職エージェントはおすすめ

また実績作りで手間を掛けたくない場合は、是非転職エージェントがおすすめです。エージェントの場合は定期的に希望条件に合う求人が紹介されます。

自分で探す場合に比べ、自動的に求人を探して貰える意味で負担が若干和らぐでしょう。加えてセミナーなどキャリア関係のイベント情報も案内して貰えます。

インターネット応募で求職活動実績を作る際の注意点4つ

インターネット応募で求職活動実績を作る際の注意点4つ

ネット応募を利用すれば、確かに比較的負担のない状態で実績作りができるでしょう。しかしネット経由で応募する場合は、いくつか気を付けたい点があります。

実際に応募しなければ実績にならない点などの4つで、いずれも前もって頭に入れておくべきです。

実際に応募しないと実績にならない

まず実際の応募がないと実績になりません。ネット応募でよくある勘違いが、「転職エージェントなどで会員登録や検索さえすれば実績になる」というものです。

しかし実際には登録や検索に加え、応募の段階で初めて実績になるルールとされています。検索だけで申告書に実績として書いても、却下されるでしょう。

実績と認められるには、きちんと履歴書を送る形の応募まで行うのが大切です。

面接辞退は極力避ける

次に面接辞退は極力避けるようにします。面接のセッティングは転職エージェントや企業が多大な労力を払って行うものです。

もしきちんとした理由がないにもかかわらず面接を辞退した場合、転職エージェントや企業の努力を無駄にしてしまうでしょう。加えて応募した自身の印象も悪くなります。

しまいには面接のキャンセルがハローワーク側に伝わり、認定どころか給付の対象外になる場合もあるでしょう。非常にリスクある行為のため、辞退は避けるべきです。

ただし体調不良等やむを得ない事情がある場合は、エージェントや企業に相談すれば何らかの対応をしてもらえるでしょう。

応募辞退は繰り返さない

面接辞退に加え、応募辞退もあまり行うべきではありません。確かに一度応募した後で辞退しても実績は残ります。

しかし応募辞退が何度も繰り返されると、「就職する気がない」と思われかねません。失業保険は就職の意思がある人向けのものであるため、給付資格を失う可能性もあります。

一度応募した求人は特別な事情がない限り、選考結果をはっきりさせるべきです。辞退するのであれば、きちんとした理由に基づいて行うべきでしょう。

ハローワークは応募先に確認している

最後にハローワークは本当に応募がされたか確認しています。ハローワークを介さない応募である以上、職員も企業への確認で応募状況を把握するためです。

仮に応募がされておらず、虚偽の実績申告であった場合は給付対象から外れるでしょう。嘘をついて失業保険を受け取るのは不正受給に当たるため、絶対避けるべきです。

インターネット応募以外で求職活動実績を作る方法5つ

インターネット応募以外で求職活動実績を作る方法5つ

今までインターネット応募で実績を作る手順や注意点などを見てきました。実は実績作りの方法は他にも色々あります。

主に職業相談やハローワークのセミナーなど全部で5つです。

職業相談

最初に職業相談があります。ハローワークで日常的に行われており、1回の相談で1回の実績が得られるものです。

認定日までに実績は2回必要であるため、2回相談すれば基準を満たせるでしょう。求人に関する質問や応募書類の添削など相談員の力が必要な内容で相談するのが望ましいです。

ハローワークのセミナー・講習会に参加

次にハローワークで定期的に開催されるセミナーや講習会でも実績を得られます。1ヶ月で数回~10回前後開催されており、予約不要で参加できるものも多いです。

中には認定日当日に行うものやすぐ終わる講座もあるため、実績作りの難易度は比較的低いでしょう。真面目に受講する人にとっては成長に繋がる内容です。

なお期間内に同じ内容のものを複数回受講したり、1日で複数のセミナーに出席したりしても実績にならない点は注意すべきでしょう。

ハローワークの紹介による求人に応募する

応募もカウント対象で、求人票の利用も1つの方法です。検索用パソコンで気になる求人を見つけたり、相談員に紹介して貰ったりしたものを使います。

ネットに比べて職員が直接介するケースが多いため、より実績証明がしやすいでしょう。

ただしパソコンでの検索だけでは実績になりません。また職業相談経由からの応募では1回だ扱いです。

転職エージェントのセミナーに参加

転職エージェントで行われるセミナーやイベントに開催するのも実績になります。会員登録さえ済ませていれば参加資格はあるため、ネット応募との併用にうってつけです。

会場の受付などでは参加証明書を忘れず発行して貰うべきでしょう。なお就職・転職と無関係な勉強会はカウントされません。

実務に役立つ資格試験の受験

最後に資格試験の受験も実績に数えられます。本当に今後のキャリアに役立つ内容の試験であれば、国家・民間に関係なく実績の対象です。なお不合格でも実績とみなされます。

加えて試験勉強だけでもカウントされるため、申告書にきちんと勉強中の旨を記すと良いでしょう。

ただし資格試験で実績を得る場合、趣味や教養程度にしかならない資格は対象になりません。もし受験予定の資格が対象になるか気になる場合は、確認するべきでしょう。

まとめ

今回はインターネット応募で求職活動実績を貰う方法を見てきました。転職サイトやエージェントなどに登録し、気になる求人2件に登録すれば、短時間で必要な実績を得られます。

しかもパソコンさえあれば家でもできたり、定期的に求人が紹介されたりする点で負担を軽くできることもメリットです。なお求人数の多い大手業者の利用が良いでしょう。

一方で実際に応募しなければ実績にならない点や面接辞退を避けるべき点など、注意すべき点もいくつかあります。くれぐれも誠実に利用することが大切です。

インターネット応募は実績を得るには非常に楽な方法の1つと言えます。極力手間を掛けずに失業保険を受給する際におすすめです。