通算で7年間ピアノを習っていた
小さい頃は習い事をいくつかしていました。していたというよりはやらされていた感じですね。お習字とピアノ、これは今でもよく覚えています。
ピアノは家で練習するのが嫌でたまりませんでした。しかも、先生が独特の感じの人なんです。年齢は７０歳をはるか超え、なぜかいつも長い丈のドレスを着て来られるんです。
そして教え方がめちゃくちゃ厳しいんです。引いている合間に髪の毛を触るだけで叩かれます。脂がつくかららしいです。あとは手の甲に１０円玉を乗せて落ちないような弾き方をしなければまたぴしゃり！もう怖くて嫌だったです。
結局ピアノの日はずる休みしたりして、やめてしまいました。それからピアノ自体が嫌いになりました。
お習字は先生のお宅に習いに行っていました。おじいちゃん、おばあちゃん夫婦の先生です。とっても優しいですが、しつけや挨拶には厳しい先生でした。
１０級から始め、好きなのもあってか、毎月の昇級試験には大体受かったので、最後は五段まで昇段することが出来ました。私の中ではすごく自信になりました。
お習字以外にもいろいろお教え頂いた事は、社会に出てもとても役に立っています。字が綺麗ね、って言われるたびにその先生方を思い出し、感謝しています。
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